タトゥーの自彫りって大丈夫なの?
おしゃれでかっこいいイメージのあるタトゥー。
もちろん彫師さんのところでタトゥーを入れると費用がかかります。
そこで自彫りのやり方を探している方もいるでしょう。
タトゥーを自彫りで入れようとすると
「自彫りをする際、必要なものはなんだろう」
「自彫りをしたいけど危険性は?」
という疑問が生まれます。
主にタトゥーの自彫りでは針と墨汁を使用することが多いです。
しかし実は針と墨汁でタトゥーを自彫りするのは超危険!
今回は自彫りのやり方と針と墨汁だけで入れる危険性を解説します。
これからタトゥーを自彫りで入れようと思っている方はぜひ参考にしてください。
自彫りをする際はすべて自己責任ですので注意してくださいね。
タトゥーを自分で入れたい!自彫りのやり方とは
タトゥーの自彫りのやり方は様々ありますがここでは主な自彫りのやり方を紹介。
自彫りでタトゥーを入れる際に準備するものは以下の3つです。
- 裁縫用の針
- 墨汁
- 消毒液
必要なものを準備したら次は自彫りの方法です。
自彫りの手順は次の通り。
- 針の先とタトゥーを入れる部分を消毒する
- 針の先に墨汁をつける
- 墨汁をつけた針を皮膚に刺す
これの繰り返し。
針を刺す際は皮膚の浅い部分に刺すと墨汁が定着しません。
しかし深い部分に針を刺すのはかなりの痛みを伴うことを理解しておきましょう。
タトゥーを針と墨汁だけで入れる危険性とは
先にも説明した自彫りでタトゥーを入れる際、針と墨汁を使用します。
針と墨汁なら手軽に手に入るのでやろうと思えばすぐできますよね。
しかし、針と墨汁だけで入れるタトゥーは実は危険なのです!
その理由は以下の通り。
- タトゥー専用のインクではない
- 針を刺す深さがまだらになる
- 皮膚炎を起こす可能性がある
くわしく見ていきます。
タトゥー専用のインクではない
墨汁といえば書道をする際に使用するものです。
タトゥーに使用するインクはタトゥー専用に開発されたインクです。
一般的な墨汁には長期保存の効く防腐剤などの化学物質が含まれていることが多いです。
当然墨汁は人の体に長く定着させることを前提としていないため副作用が起こる危険性があるのです。
自彫りで墨汁を入れてすぐは問題なくても、将来的に人体へ影響を及ぼす危険もあります。
また自彫りで墨汁を入れた場合、色がキレイに入らないことも。
墨汁は緑に変色したり滲んでしまったりするのです。
針を刺す深さがまだらになる
自彫りでタトゥーを入れるには墨汁のついた針を皮膚に刺します。
自彫りで使用する針は家庭用の裁縫針。
タトゥー専用の針ではないためキレイに仕上がることはまずありません。
自彫りをする側も素人なので刺す力や刺す部分によって均一の深さに刺すことはできません。
その結果、仕上がりも柄がまだらになりただの落書きのようになってしまうことも。
複雑な柄は特に素人では難しいでしょう。
皮膚炎を起こす可能性がある
一番危険なのは皮膚炎を起こす可能性があることです。
タトゥースタジオであればきちんと衛生管理された道具を使います。
しかし自彫りで行う場合、いくら気をつけていても衛星管理が完璧とはいえないでしょう。
衛星管理ができていない状態で自彫りを行うと細菌などが入ってしまいます。
細菌などが入ると皮膚炎を起こしてしまう危険性があります。
皮膚炎とはその名の通り皮膚に起こる炎症のこと。
皮膚炎は自然と治る場合もありますが、ひどい場合は病院で処置をしてもらう必要があります。
皮膚炎が治っても傷跡が残ってしまうことがあるのです。
タトゥーを入れたいならタトゥースタジオで!
ここまでタトゥーを自彫りのやり方と危険性について解説してきました。
総合的に考えて自彫りでタトゥーを入れることはおすすめしません。
自彫りでタトゥーを入れた人は後悔する人も少なくありません。
インターネット上でも自彫りをした後悔の声が聞こえます。
自彫りに関しての事で。
左手に自彫りをして、手を出すのすら恥ずかしくなってきました。
受験もあって、それで落ちたらどうしようとか思い始め、親は知ってます。
タトゥーを入れられるのは法律で18歳以上と定められています。
年齢の関係上タトゥースタジオなどで入れることが難しいという場合もあるでしょう。
しかしタトゥーは一度入れるとカンタンに消すことはできません。
消す際にも費用がかかりますし傷跡も残ります。
そのリスクを考えてもタトゥーはプロに入れてもらうことをおすすめします。
ではタトゥーはどこで入れるのでしょうか。
タトゥーを入れる場所は主にタトゥースタジオです。
タトゥースタジオを利用したことがなく不安だという方も多いでしょう。
始めてタトゥースタジオを利用する際の流れを紹介します。
- タトゥースタジオを探す
- タトゥースタジオの見学、カウンセリング
- 担当アーティストとデザインの打ち合わせ
- 施術
- アフターケア
先ほど説明した通りタトゥーは一度入れるとカンタンには消えません。
タトゥースタジオを選ぶポイントは次の4つ。
- 衛生面の管理がされているか
- 施術実績が多いか
- 料金の説明があるか
- アフターケアがあるか
ホームページやSNSを利用してスタジオの口コミを見るのもおすすめ。
スタジオを選ぶ際は衛生面がしっかりしているスタジオを選びます。
見学やカウンセリングの際に衛生面についてきちんと説明のないスタジオは自分が納得いくまで質問をしましょう。
あとは料金を確認し自分の予算に合わせてスタジオと相談します。
後々トラブルにならないよう料金を確認しながら進めることをおすすめします。
タトゥースタジオを選ぶ際は慎重に!
まとめ
- 自彫りは針と墨汁を使うやり方が主流
- 針と墨汁を使って自彫りをするのは危険
- タトゥーを入れるならスタジオで
タトゥーは外国ではファッションの一部として楽しまれています。
日本でも近年はタトゥーを入れている方も増え、見かける機会も多いでしょう。
しかしまだまだ日本では温泉を利用できない、就職に不利などデメリットもたくさんあるのが現状です。
タトゥーを入れること自体は問題ではありません。
しかし一時のノリや気分で適当なデザインを入れてしまうと後悔する可能性があることを覚えて起きましょう。
タトゥーを入れる際はとにかく慎重に!
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