落ちないファンデーションアートメイクの危険性とデメリット

アートメイクの知識

眉毛や唇のアートメイクは安全だから、ファンデーションアートメイクも大丈夫?

受けようと思っているけど、知っておくべきことはある?

アートメイクの中で最も新しい施術である、ファンデーションアートメイク。

数年前に韓国で誕生し、数年前に日本にも技術が導入され始めました。

ファンデーションを塗った後のトーンアップしたお肌をキープしてくれる落ちないファンデーションメイクとして、注目を集めています。

しかし、ファンデーションアートメイクは、技術や使用する薬品の成分において、安全性が保証されていません

それどころか、現在厚生労働省の調査が入るほど、お肌にとってあらゆる危険性が孕んでいると考えられているんです。

そこで今回は、ファンデーションアートメイクに潜む危険性ファンデーションアートメイクのデメリットについて、詳しく解説していきます。

ファンデーションアートメイクを受けようか悩んでいる方は、一度この記事を読んで考え直してみてください!

ファンデーションアートメイクとは?

ファンデーションアートメイクとは、アートメイク用の針で顔全体の皮膚にファンデーションに近い色素を注入していく美容医療

約5年前ほどから韓国で始まり、BBグロウCCグロウ水光ファンデなどと呼ばれています。
数年前にファンデーションアートメイクとして日本に上陸。「消えないファンデーション」や「半永久的ファンデーション」といったキャチコピーが付けられています。

これらに加え、色素と一緒に美容成分もお肌に導入するファンデダーマペンも登場しているんです。
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い針で皮膚に小さな穴をたくさん開け、皮膚の自然治癒力を高めるもの。
ファンデーションアートメイクとファンデダーマペン、どちらもハリ・シワ・毛穴・ニキビ跡を改善し、色素を入れてファンデーションいらずのお肌へ導くとメディアでも大きく取り上げられました。

美容マニアなら釘付けになるファンデーションアートメイク。しかし、そこには大きなリスクが隠れているんです!

ファンデーションアートメイクに潜む危険性

眉毛や唇のアートメイクは安全だから、ファンデーションアートメイクも大丈夫かな?

実は、日本においてファンデーションアートメイクは、安心して受けられる施術として認められていないんです。

厚生労働省の調査が進んでおりますが、認可がおりないのは以下の危険性が考えられるからです。

  • 原材料が明示されていない
  • 日本での症例が少ない
  • MRIが受けられない

詳しく解説していきます。

原材料が明示されていない

ファンデーションアートメイクに使用する顔料入り薬剤は、約40種類以上もの成分が含まれて今す。
しかし、顔料に含まれる成分を明示せずに施術で使用しているクリニックが存在するんです。
ファンデーションアートメイクに使用する顔料は、主に白色。
その中には、鉱物の二酸化チタンや防腐剤のフェノキシエタノール、防腐剤など、皮膚に直接入れるには危険性の高い成分があるんです!

また、ファンデーションアートメイクでは、美容効果や色素をなるべくキープできるよう、皮膚内に長く留まるよう設計されています。
そのため、施術を重ねることで皮膚に成分が蓄積し、金属アレルギー反応を招く恐れも。

このような危険性を調査するために、現在厚生労働省ではファンデーションアートメイクを提供しているクリニックや、薬剤を製造するメーカーに聞き取りを行っています。

ファンデーションアートメイクは100%安全だとは言い切れません!

日本での症例が少ない

ファンデーションアートメイクは、日本に導入されてから間もない技術。
日本の美容クリニックでの症例は多くありません。

実は、ファンデーションアートメイクは、美容医療を取り扱う一部の医師や、一般社団法人日本アートメイク推進協会から注意喚起が出ているんです。

その理由は、成分や技術面において安全が保証されていない点や、施術後のアフターフォローが整備されていない点などが考えられます。

顔全体に入れてアレルギー反応が出た場合、取り返しがつかないので要注意!

MRIが受けられない

ファンデーションアートメイクを入れた場合、MRIは受けられない可能性が高いです。

MRIとは、トンネル型の装置に入って体内の断面像をスキャンする、磁気共鳴画像のこと。
大きな磁石による磁場と、FMラジオに使われる電波を照射することで、体内組織の反応を画像に映してくれます。

しかしMRIは、金属類に照射すると熱を帯びて画像を読み込むことができません
身体に付けているアクセサリーや時計類はもちろん、化粧品のアイシャドウに含まれる金属もNGです。
眉毛アートメイクやリップアートメイクは普及率が広まり、MRIを受けられるインクが使われ始めています。
残念ながらファンデーションアートメイクでは、現在金属の含有量が多いインクしか存在しません。
事前に調べずにファンデーションアートメイクをうっかり入れてしまうと、医療機関での検査が受けられなくなる危険性があります。

ファンデーションアートメイクのデメリット4つ

メイクの時短になるならメリットのが多いんじゃ…?

このように思われる方もいますが、ファンデーションアートメイクにはお肌にとってあらゆるリスクが考えられます。

  • 1回の施術では色素が安定しない
  • シミが消えるわけではない
  • やり直しがきかない
  • レーザーを当てると変色する

ファンデーションアートメイクのデメリットを知らないと、最悪の事態を招く危険もあるんです!

1つずつ説明していきます。

1回の施術では色素が安定しない

ファンデーションアートメイクは、1回の施術では色素が安定しません

ファンデーションアートメイクを提供しているとあるクリニックでは、継続して5〜10回施術を受けることを推奨しております。

なぜなら、ファンデーションアートメイクで入れるインクの深さは、皮膚表面から0.2mm程度。皮膚はターンオーバーを行うため、1回の施術での色持ちは、たったの2〜3週間程なんです。

そのため、お顔には皮膚の厚い場所と薄い場所があり、1回目の施術で様子を見て、2回目以降からインクの量を調節してくように5〜10回のプランが組まれています。

ファンデーションアートメイク1回の施術単価は、約30,000円前後とリーズナブル。

ですが、1回の施術では思うような効果を得られないでしょう。

シミが消えるわけではない

ファンデーションアートメイクを入れても、もともとあるシミが消えることはありません

施術直後は、気になるシミが目立たなくなったと感じるかもしれません。
しかしそれは、シミ本来が姿を消したのではなく、アートメイクによってシミが隠されただけなのです。

もともとシミは、皮膚の深部にある基底層という部分で生成されます。
それがターンオーバーにより皮膚表面に押し上げられ、目で確認できる濃さとなるのです。

ファンデーションアートメイクを入れるのは、シミができる基底層よりかなり表面に近い部分。
そのため、アートメイクを入れた直後はシミが隠れていても、ターンオーバーが進めばもともとあったシミが表面に出てくるというわけです。

ファンデーションアートメイクは、一時的にしかシミをカバーできないということね!

やり直しがきかない

ファンデーションアートメイクは、一度入れてしまうと除去するのが困難な美容医療です。

一般的にアートメイクを除去するには、ピコレーザーを用います。
ピコレーザーは、主に黒系青系の色素だけを除去します。
なので、眉毛やアイラインのアートメイクで使用している色素は、お肌への負担を最小限に抑えながら除去できるのです。

ですが、ファンデーションアートメイクの場合、白の色素を入れているため、ピコレーザーでは除去できません。

ファンデーションアートメイクを除去するには、除去液を用いるか、新たに同じ色を注入するしか方法がないのです。
しかし、除去液を用いた施術はお肌への負担が大きく、拒否反応も出やすいため、激しい炎症を招く恐れがあります。

また、同じ色を注入したとしてもその場凌ぎの除去方法には変わりがないので、根本的な解決にはなりません。

一度ファンデーションアートメイクを入れると、除去が困難なため、やり直しがきかないことを覚悟する必要があります。

レーザーを当てると変色する

ファンデーションアートメイクをした後にレーザーを受けると、お肌が黒く変色します。

これは、ファンデーションアートメイクのインクに含まれる金属系の成分がレーザーに反応するためです。
現在、美容や医療においてレーザーを当てる施術が多くあります。

  • 永久脱毛
  • シミ取り
  • ほくろ除去
  • ニキビ治療
  • 眼病治療

こちらの動画は、実際にファンデーションアートメイクを入れた箇所にレーザーを当て、お肌が黒く変色していく様子をわかりやすく解説しています。

今後、このような施術を受ける必要が出てきた際、ファンデーションアートメイクが入っていると受けられない可能性もあります。

ファンデーションアートメイクに変色のリスクがあることを理解しておきましょう。

まとめ

ファンデーションアートメイクとは、アートメイク用の針で顔の皮膚にファンデーションに近い色素を注入していく医療行為のことです。

ファンデダーマペンとも呼ばれており、「消えないファンデーション」や「半永久的ファンデーション」として、注目が集まっています。

しかし、ファンデーションアートメイクには以下のような危険性が潜んでいます。

  • 原材料が明示されていない
  • 日本での症例が少ない
  • MRIが受けられない

また、ファンデーションアートメイクを受けると、以下のようなデメリットが考えられます。

  • 1回の施術では色素が安定しない
  • シミが消えるわけではない
  • やり直しがきかない
  • レーザーを当てると変色する

ファンデーションアートメイクは、顔全体の刺青と言っても過言ではありません。

目新しいからといってすぐ飛びつくのではなく、安全性が保証されていないものや症例実績が少ないものは、受ける前にメリットやデメリットなどをよく確認してから行うようにしましょう。

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