マツエク中にアイボンをするのは危険なの?
マスカラをしなくても目元を強調してくれるマツエク。
幅広い世代の方がマツエクを楽しんでいます。
しかしマツエクといえばオイルクレンジングができない、ゴシゴシこすってはいけないなど制約が多いとよく耳にしますよね。
さらにマツエク中のアイボンは危険と言われているのをご存知でしょうか。
マツエク愛用者の中には
「目を洗うのにアイボンをよく使うけどマツエクしたら使えないの?」
「なぜマツエク中のアイボンは危険なの?」
という疑問を持つ方もいるでしょう。
結論から言うとマツエク中のアイボンはやめるべきです。
ではなぜマツエク中のアイボンはやってはいけないのでしょうか。
そこで今回はなぜマツエク中のアイボンは危険なのかとやってはいけない3つの理由を解説します。
マツエク中にアイボンを使用したいけど不安という方はぜひ参考にしてください。
マツエクをしている方は注意が必要です。
そもそもアイボンとは洗眼剤
そもそもアイボンとは小林製薬から出ている目の洗浄、眼病予防を行う洗眼剤です。
ドラッグストアなどでも販売しています。
コンタクトをしている方は特に目に傷がつきやすく汚れがたまりやすいので、使用することが多いでしょう。
アイボンには抗炎症作用や角膜保護、角膜保護の成分が含まれています。
アイボンは目がさっぱりしてキレイになる便利な商品です。
中にはアイボンをするのがクセになって1日何回もアイボンをしている方もいるほど。
カップも目に沿った設計で使いやすく、長年愛用されている方もいます。
マツエク中のアイボンは危険|やってはいけない3つの理由とは
目をキレイにしてくれる便利なアイテムのアイボン。
しかし実はマツエク中のアイボンは危険と言われています。
なぜマツエク中のアイボンは危険なのでしょうか。
マツエク中にアイボンをやってはいけない理由は次の3つ。
- エクステが外れやすくなる
- エクステ接着用のグルーが目に入る
- 目元のメイクや汚れは全て取る必要がある
くわしく見ていきます。
エクステが外れやすくなる
マツエクをつける際には専用の接着剤(グルーと呼ばれるもの)を使用します。
グルーは水に弱く、マツエクをつける際に決して濡らしてはいけません。
マツエクのグルーが完全に乾くには24時間以上かかります。
グルーの種類によっては完全に乾くまでに3、4日以上かかるものも。
グルーが完全に乾く前に水や汗で濡れてしまうとエクステが取れやすくなってしまうのです。
もちろんアイボンもまつ毛を濡らしてしまうのでエクステが取れる可能性が高くなります。
取れたマツエクが目に入ってしまうと炎症を起こすことも。
なによりつけてすぐのマツエクが取れたらもったいないですよね。
エクステ接着用のグルーが目に入る
先にも説明した通り、マツエクをつける際に専用のグルーを使用します。
エクステのグルーの主成分はシアノアクリレート。
シアノアクリレートは工業系、医療系などにも使用されている一般的な接着剤の成分です。
シアノアクリレートは水分によって硬化し、その際ホルムアルデヒドを放散。
このホルムアルデヒドの放散はグルーが完全に乾くまで微量に続きます。
ホルムアルデヒドとは目や鼻に刺激性のある気体。
このホルムアルデヒドがアレルギーの原因となると言われています。
きちんとしたマツエクサロンであれば、ホルムアルデヒドを放散する量が少ない認可の下りたグルーを使用しています。
しかしエクステのグルーが完全に乾いていない状態でアイボンを使用してしまうとグルーの成分が溶け出して目に入ってしまう恐れがあります。
マツエクをした直後にアイボンをして、目が真っ赤に腫れたケースも。
サロン側もマツエク中のアイボンは避けるよう注意喚起をしています。
目元のメイクや汚れは全て取る必要がある
アイボンの使用法に目元のメイクや汚れは全て取ってから使用するよう注意書きがされています。
使用前に目のまわりの化粧や汚れはきれいにふきとること
つまりメーカーはマツエクをつけた状態でアイボンを使用することを推奨していないのです。
マツエクをしてアイボンを使用した際、目に何かしらの炎症が起きても全て自己責任。
メーカーはトラブルが起きても保証をしてくれません。
また目元のメイクや汚れが残った状態でアイボンをすると、目にその汚れが入ってしまうので注意する必要があります。
アイボンの使用方法を必ず守りましょう。
マツエク中に気をつけること
マツエク中にはアイボン以外にも気をつけることがあります。
マツエクを長持ちさせるためにも次の3つのことに気をつけましょう。
- 目をゴシゴシこすらない
- 泡でまつ毛を洗う
- 目元のメイクオフは綿棒を使う
くわしく見ていきます。
目をゴシゴシこすらない
目をゴシゴシこするとマツエクが取れやすくなります。
またグルーが完全に乾いていない状態のマツエクが取れて目に入ってしまうとグルーの成分も目に入ります。
ひどい場合は目が炎症を起こすことも。
マツエクを長持ちさせるのと同時に目に刺激を与えないよう、マツエクをした後は目をゴシゴシこすらないよう注意しましょう。
洗顔後のタオルドライでも同様に目をゴシゴシこすらないようにしてくださいね。
ゴシゴシしすぎるとマツエクの角度が変わってしまう可能性もあります。
マツエクの角度が変わって目に刺さってしまうこともあるので注意。
泡でまつ毛を洗う
目をゴシゴシこすらないのと同様に洗顔の際もゴシゴシ洗ってはいけません。
洗顔の際はよく泡立てた泡で優しくしっかり洗いましょう。
ゴシゴシしてはいけないとはいえ汚れが残ったままだと、マツエクに雑菌が繁殖してしまう恐れもあるので注意。
マツエクは清潔を保ちつつ優しく丁寧に扱いましょう。
マツエクのグルーは水に弱いので、マツエクをつけた5~6時間は洗顔を避けましょう。
目元のメイクオフは綿棒を使う
マツエク中のメイクオフの際は綿棒を使うのがおすすめ。
手やコットンでメイクオフしてしまうと、ついつい力が入ってマツエクに負担をかけてしまうことも。
綿棒でピンポイントのメイクを取ればゴシゴシとメイクを落とす必要がありません。
マツエク中はまつ毛の根本に負担をかけないよう気をつける必要があります。
綿棒にクレンジングがしみ込んでいる便利な商品も発売されていますよ。
まとめ
マツエク中のアイボンをやってはいけない3つの理由
- エクステが外れやすくなる
- エクステ接着用のグルーが目に入る
- 目元のメイクや汚れは全て取る必要がある
日頃アイボンを愛用していて手放せない方からするとマツエク中にアイボンができないのは辛いかもしれません。
しかしマツエク中のアイボンは目の炎症を起こす可能性やマツエクが取れやすくなる可能性が大いにあるのです。
せっかくマツエクをつけたのであれば少しでも長持ちさせたいですよね。
マツエク中以外で、正しい使用方法を守りアイボンを使用すれば問題ありませんよ。
アイボンを上手に活用して目とまつ毛を大切にしましょう。
メイクでよくあるトラブルもまとめていますのでこちらもチェック♪
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