V系メイクをするなら眉毛を全剃しないといけないの?
V系メイクと呼ばれるメイクは、元々V系バンドがするメイクのことでした。
次第にV系バンドのファンの方たちがバンドと同じメイクやファッションを真似して楽しむようになりV系メイクとして浸透しました。
また近年ではコスプレとしてV系メイクを楽しむ方もいます。
V系メイクをする際に重要になるのが眉毛。
V系メイクをする方は眉毛を全剃していることが多いです。
しかし眉毛を全剃となると
「普段の生活に支障が出るので全剃は嫌!」
「元々眉毛が濃くて多いので全剃するのが大変!」
という悩みや不安を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は眉毛を全剃以外のV系眉毛を書く・作る方法を解説します。
V系メイクはしたいけど眉毛の全剃はしたくないという方はぜひ参考にしてください。
V系メイクは1つではない?V系メイクの種類とは
まずV系とは、ヴィジュアル系の略のことです。
主に男性が化粧や華やかな衣装を身につけて演奏するロックミュージシャンのことを指します。
日本で言うとXJAPAN、初期のGRAY、Janne Da Arcなどが有名ですよね。
V系バンドに憧れ、同じメイクをして楽しむファンもたくさんいます。
そんなV系メイクですが、一口にV系メイクと言っても実はいくつか種類があることをご存知ですか?
ここでは主なV系メイクの種類を3つ紹介します。
主なV系メイクの種類は次の3つ。
- 男形メイク
- 女形メイク
- コテコテメイク
くわしく見ていきます。
男形メイク
男形メイクはV系メイクの中で最も人気のあるメイク。
男形メイクはクールにかっこよく見せてくれます。
男形メイクの特徴は次の3つ。
- 目と眉が近い
- 細くて短い眉
- アイラインで目元強調
V系メイクは目をより大きく見せるためにアイメイクがかなり派手になります。
アイメイクを強調させるためにも眉毛は細く短く仕上げることが多いです。
女形メイク
女形メイクとは女性のように見えるV系メイクのこと。
男性のV系バンドの中で女性に見えるファッションとメイクをするメンバーを指します。
女形メイクの特徴は次の3つ。
- 目と眉が近い
- アーチ眉
- バサバサのまつ毛
女形メイクはより女性に見えるように全体的にやわらかい雰囲気を出します。
V系バンドの中には女形メイクで、女性にしか見えないというほどV系メイクで変身できてしまう方もいるのです。
コテコテメイク
コテコテメイクとはアイシャドウ、アイライン、つけまつげ全てが濃いV系メイクのこと。
コテコテメイクの特徴は次の3つ。
- 肌のベースは白塗り
- カラコンは赤や白など発色のいいもの
- 全体的にメイクが濃い
コテコテメイクはどこか人間離れした人形のような仕上がりになるのが特徴。
コテコテメイクはとくかくインパクトが強く、元祖ヴィジュアル系メイクと言えるでしょう。
全剃りはしない!V系眉毛の書き方・作り方
V系メイクをしている方のほとんどが眉毛を全剃しています。
その理由は、V系メイクの眉が日本人眉毛の形とかけ離れていることが多く、眉毛があるとメイクの邪魔になってしまうからです。
常にV系メイクを行う方なら眉毛を全剃してしまっても問題ないかもしれません。
しかし、眉毛を全剃してしまうと日常生活に支障の出る方、眉毛を全剃することに抵抗のある方もいます。
そこで、眉毛を全剃せずにV系の眉毛をキレイに書く、作る方法を5つ紹介します。
眉毛を全剃せずにV系眉毛を書く、作る方法は次の5つ。
- コンシーラーを使う
- コスプレ専用の眉つぶしを使う
- ファンデーションテープを貼る
- 眉プレートを使用する
- 眉毛を細く整える
くわしく見ていきます。
コンシーラーを使う
V系眉毛を書く際に元々の眉毛が見えているとキレイに仕上がりません。
そこでコンシーラーを眉の上全体に乗せて、眉を隠します。
コンシーラーの種類はクリーム系がおすすめ。
リキッドタイプだとカバー力が弱く、流れて落ちやすいためです。
コンシーラーで眉毛を隠す前に眉毛をハサミでカットして薄くしておくと、コンシーラーの乗りがよくなります。
コンシーラーなら元々持っている方も多いのですぐにできますよね。
コスプレ専用の眉つぶしを使う
コスプレをする方もアニメ風の眉毛にするため元々の眉毛を消します。
コスプレ業界で有名な眉を消す「眉つぶし」というアイテムがあります。
肌色で粘土状のクレヨンのような特殊なアイテムです。
使い方は次の通り。
- 適量を手でちぎり、隠したい眉の部分に乗せる
- ファンデーションでまわりの肌となじませる
コンシーラーとは違い、塗るのではなく乗せて固めるイメージです。
使い方にはコツがいるので、慣れが必要でしょう。
ネットなどで気軽に購入できます。
ファンデーションテープを貼る
ファンデーションテープはコンシーラーや眉つぶしとは違い貼るだけで眉を隠せるアイテムです。
最近では地肌となじみやすい超薄型のファンデーションテープも登場しています。
ただし自然さを求めすぎて超薄型のファンデーションテープを選ぶと眉毛がチクチク出てしまうこともあります。
また耐水性の少ないファンデーションテープだと汗や水ではがれてきてしまうこともあるので気を付けましょう。
ファンデーションテープを選ぶ際は厚さ、丈夫さ、耐水性に注意しましょう。
眉プレートを使用する
V系の眉毛を書く際、形がうまく書けず時間がかかるという方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが眉プレートです。
眉プレートとは様々な眉の形にくりぬかれたプレートのことです。
自分の書きたい場所に眉プレートを当て、眉の輪郭を書きます。
V系の特徴的な眉毛は初心者にはなかなか難しいのです。
眉毛プレートを使用すると、キレイな輪郭や角度をつけた眉毛が書けます。
眉毛プレートを使用することで、左右対称に書けるのです。
そのため誰から見てもキレイな眉毛になるでしょう。
眉毛を細く整える
V系メイクといえば細眉。
元々眉が細い方はそのまま細い眉を生かすこともできます。
しかし元々眉が太くて濃い方はそのままV系メイクをすると眉毛が邪魔になります。
全剃まではいかずとも細く整えることで元々の眉を生かせます。
整える際のポイントはなるべく眉毛の下側はさわらず上側を整えること。
V系メイクの眉は目と眉の位置が近いのも特徴。
眉毛の下側を整えてしまうと目と眉が離れてしまう原因となります。
元々の眉毛を細く整えておけば、V系メイクの際に眉毛を隠すのも書くのも簡単にできます。
日常生活にも支障が出ないので眉毛の全剃に抵抗のある方におすすめ。
一度はやってみたい!V系メイクの魅力
V系メイクをやってみたいけど、勇気が出ないという方もいるでしょう。
確かにハードルは高いかもしれません。
しかしV系メイクには日ごろのメイクにはない魅力があるんです。
ここではV系メイクの魅力を2つ紹介。
- 違う自分になれる
- 独自の世界観に入れる
それぞれ見ていきます。
違う自分になれる
V系メイクの魅力1つ目は、違う自分になれるところ。
いつものメイクでは使わないカラーを使い、カラコンやウィッグをつけることで別人になれるのです。
見た目ももちろんそうですが、V系メイクをしてV系バンドのライブに行けば非日常を体験できるでしょう。
また男性が女形メイクをするなど、性別を超えて楽しむこともできるのがV系メイクの魅力です。
独自の世界観に入れる
V系メイクの魅力2つ目は独自の世界観に入れるところ。
V系とひとことで言っても、その中でもたくさんの種類のバンドがいます。
キラキラ系、コテ系、ゴシック系、和風系など。
それぞれにコンセプトがあり、多種多様なメイクやファッションをしています。
ソフビと呼ばれる比較的薄化粧のV系バンドのメイクは、V系メイク初心者でも真似しやすいでしょう。
自分がしてみたいメイク、ファッションのバンドを見つけて真似することで独自の世界観に入って楽しめるのです。
まとめ
全剃しないV系眉毛の書き方、作り方のポイントは次の通り。
- コンシーラーを使う
- コスプレ専用の眉つぶしを使う
- ファンデーションテープを貼る
- 眉プレートを使用する
- 眉毛を細く整える
V系メイクを知れば知るほど奥深く興味が湧きますよね。
「V系メイクに挑戦してみたいけど眉毛を全剃りするのは抵抗がある!」
という方も、今回紹介した方法で簡単に眉毛を消してV系メイクができます。
本格的にV系メイクをしたい方、コスプレ感覚でV系メイクを楽しみたい方もいるでしょう。
ぜひV系メイクに挑戦して、新しい自分を発見してみましょう。
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