アートメイクで失敗すると目尻がにじむって聞いたんだけど…
落ちないメイクとして人気を集めているアートメイク。
近年ではアートメイクを入れられるサロンも増え、気軽に施術を受けられるようになりましたよね。
アートメイクの中でも人気の高いアイラインのアートメイクですが、一方で
「せっかくアイラインのアートメイクを入れたのに、目尻がにじんだ!」
という話も・・・。
アイラインのアートメイクが失敗したら目尻はにじむのでしょうか?
結論からいうとアイラインのアートメイクに失敗すると目尻がにじむ可能性があります。
もし失敗した場合、ずっと目尻がにじんでしまうのは嫌ですよね・・・
今回は、アイラインのアートメイクが失敗するとなぜ目尻がにじむのか、その原因と対処法を解説します。
アートメイクが失敗してしまったという方も、これからアートメイクを入れたいという方もぜひ参考にしてください。
アイラインのアートメイクとは
アートメイクとは、皮膚の浅い部分に傷をつけてインクを入れること。
アートメイクの施術には医師免許と看護師免許が必要です。
アイラインのアートメイクは、まつ毛の生え際にインクを入れる施術。
すっぴんでも目力のある目になれる、毎日のメイクの時短になることで人気のメニューです。
アートメイクで失敗すると目尻がにじむ?原因は?
アイラインのアートメイクで目尻がにじむ主な原因は以下の5点です。
- 使用するインクの種類
- 無資格者による施術
- 施術箇所の炎症
- アイラインのデザイン
- 汗や皮脂
詳しく解説します。
使用するインクの種類
信頼できるサロンで使用されているインクのほとんどは、安全性の高いFDA(アメリカ食品医薬品局)の許可を得たインクです。
しかし、中にはFDAの許可を得ていない安くて安全性の低いインクを使用しているサロンも。
安くて安全性の低いインクを使用した場合人体にも影響があることはもちろん、インクが皮膚に入りにくく、にじむ原因となります。
無資格者による施術
アートメイクの施術には医師免許と看護師免許が必要です。
資格をもたない者が施術を行うサロンは違法なサロン。
アートメイクの失敗による被害相談が多いのは、この違法なサロンでの施術によるものがほとんどです。
無資格者による施術は、きちんとアートメイクに対する知識がないまま行われる可能性があります。
高度な技術が必要とされるアイラインのアートメイク。
無資格者の場合、技術が未熟なことが多くインクがにじむなどの失敗リスクが高いのです。
施術箇所の炎症
アートメイクは皮膚に傷をつけているので、施術直後は施術箇所は腫れていきます。
しかし、衛生管理がきちんとされていないサロンや、適切な処置をしていないサロンでの施術によって施術箇所の腫れがなかなか治まらない場合があります。
施術箇所の腫れがなかなか治まらない場合、インクの定着を妨げてしまい、キレイに仕上がらないということも。
その結果、目尻がにじんでしまいます。
適切な処置をされていれば1週間ほどで傷は落ち着き、インクも定着します。
アイラインのデザイン
アイラインのアートメイクを入れる際に重要となるのがデザイン。
「テール」と呼ばれる目尻の跳ね上げを入れるか入れないかにより失敗するリスクが変わります。
テールをつけるメリットは、目が大きく見えること、メイクをしなくてもメイクしているかのような仕上がりになること。
しかし、テールをつけるということは自身の目幅よりもはみ出してアイラインを入れることになります。
自身の目幅であればメイクなどでアートメイクの失敗をごまかすことができますが、目幅よりもはみ出したアイラインはごまかしにくいです。
また、目尻は年齢とともにしわやたるみが出やすくなる箇所。
しわやたるみによって目尻のアイラインが徐々ににじんでいく可能性があります。
汗や皮脂
アートメイクのインクは汗や皮脂に影響を受ける場合があります。
脂性肌の方は特にインクが入りにくく、定着しにくい傾向に。
目は特に日常的に動作の多い部分です。
動きが多い部分はさらにインクがにじむリスクが高いのです。
実際にサロンでも、脂性肌の方はインクがにじんだように見えやすくなるという説明を受けました。
目尻がにじんでしまった対処法は?
アートメイクを施術し目尻がにじんでしまった場合の主な対処法は以下の3点です。
- アートメイクの除去
- まつ毛エクステをつける
- 修正(リタッチ)を行う
詳しく解説します。
アートメイクの除去
アイラインのアートメイクがにじんでしまった時、一番有効な対処法はアートメイクの除去を行うことです。
主な除去方法は次の2点。
- レーザー治療
- 皮膚除去
レーザー治療は施術部位にレーザーを当て、色素を破壊する方法。
比較的手軽に受けられる除去方法ですが、施術箇所の毛が生えなくなるというリスクがあります。
皮膚除去はその名の通り、アートメイクの部分の皮膚を切り取る方法。
傷跡が残るというリスクがあります。
まつ毛エクステをつける
アイラインのアートメイクで失敗した時の応急処置的な対応として、まつ毛エクステをつけるという手段があります。
まつ毛エクステをつけることでまつ毛にボリュームが出て、自然とアイラインをカバーしてくれます。
ただし、この方法はアイラインのアートメイク自体を修正するわけではありません。
まつ毛エクステは定期的に通わなければキレイな状態をキープできないので、費用がかさみます。
アートメイクの施術後すぐにまつ毛エクステをつけることはできませんので要注意。
修正(リタッチ)を行う
失敗したアートメイクを修正(リタッチ)してくれるサロンがあります。
リタッチとは、アートメイクの施術を受けた箇所を部分的に修正すること。
しかし、入れたデザインや肌の状況によっては修正ができないこともあります。
ご自身が施術を受けたサロンでなくても受け入れてくれる場合もあるので確認してみましょう。
どのサロンで修正(リタッチ)を行うのか、慎重に決めましょう。
まとめ
- アートメイクで失敗すると目尻がにじむことがある
- アートメイクの失敗の原因には施術者の技術不足、サロンの衛星管理によるものが多い
- アートメイクを失敗した際の対処法はアートメイクの除去か修正すること
アートメイクの失敗には施術を受けた方のアフターケアやライフスタイルによるものもありますが、ほとんどが違法なサロンでの施術によるものです。
まずはしっかりサロンを選ぶことが大切です。
違法なサロンで施術を受けると失敗するリスクも高くなります。
アートメイクは一度入れると簡単には消すことができないので、慎重にサロンとデザインを決めましょう。
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