アートメイクってどれくらい痛みを感じるんだろう?
入れる場所によって痛みが変わるのかな?
初めてのアートメイクでは、予想できないアートメイクの痛みに不安を覚える方もいますよね。
なるべくなら、痛みを抑えて施術してもらいたいと思うはず。
実は、アートメイクは入れる場所によって痛みの感じ方が大きく変わるんです!
さらに、体質や当日の体調、肌のコンディションでも痛み具合が左右されます。
この記事では、アートメイクでの痛みを部位別にご紹介し、痛みを感じる原因や痛みを抑えるためのダウンタイム中の過ごし方までお伝えします!
これからアートメイクを入れたい方や、痛みが怖くてなかなか踏み出せない方は必見です。
アートメイクの痛みはどれくらいあるの?
アートメイクの痛みは、皮膚の厚みがどれくらいあるかで感じ方が変わります。
特に、皮膚が薄いとされている目元や唇は痛みを感じやすいんです。
眉毛・アイライン・リップの3つの部位に分けて詳しく解説していきますね。
眉毛アートメイクの痛み
眉毛のアートメイクは、あらゆるアートメイクの部位の中で最も痛みが少ないと言われています。
日常的にケアをしている人が多い部分である眉毛。毛抜きで形を整え、脱色や脱毛をして理想の眉に近づけるなど、あらゆるケア方法があります。
このような日頃から行うケアの痛みに慣れていれば、眉毛アートメイクによる痛みも大きく感じないでしょう。
また、眉毛の皮膚は顔の中でも厚みがある部分です。皮膚の最も外側にある表皮の厚みがあれば、表皮に少し傷を負っても強い痛みを感じません。
人によって個人差はありますが、眉毛ケアによる痛みに慣れている方の中には「麻酔なしでアートメイクをしてもらった」という方もいるほど。
想像すると、ちょっと痛そう…
ただ、眉毛アートメイクの施術直後は皮膚が腫れており、痛みを感じる可能性もあります。
ですが、痛みが落ち着くスピードも早く、2〜3日ほどで気にならなくなるでしょう。
アイラインアートメイクの痛み
アイラインアートメイクは、比較的痛みを感じやすい部位です。
目元の皮膚の厚さは顔の中でも特に薄く、頬の約3分の1ほどしかありません。
その皮膚に針を使って色を入れていくので、どうしても痛みを感じてしまうのです。
しかし、アートメイクの施術中に痛みを感じて動いてしまうと、誤って目に傷をつけてしまったり、入れる予定ではない部分にインクが付いてしまったりする恐れがあります。
なので、アイラインアートメイクを行う際は、麻酔で痛みを感じないようにするのが一般的です。
麻酔をする時、ほとんどの場合は麻酔クリームを塗布します。ですが、目元の場合はそれでも痛みを感じることもあるため、点眼麻酔も併用することがあります。
アイラインアートメイクは痛みを感じやすい場所ですが、しっかり麻酔をして痛みを感じないか確認してから施術をしてくれるので安心して受けられますよ。
リップアートメイクの痛み
リップアートメイクもアイラインアートメイクと同様、痛みを感じやすいでしょう。
唇は表皮が薄く、そのすぐ下は粘膜でできています。
唇の赤い色は血液の色で、表皮が薄いため血液の色が反映しているのです。唇のように表皮が薄い部位は、ちょっとした刺激を加えただけで大きな痛みを感じます。
施術後はたらこ唇のように腫れてしまう方も。
しかし、リップアートメイクの場合は塗布麻酔と注射麻酔を使って痛みを和らげるので、施術中に激痛を感じることはほとんど無いでしょう。
アートメイクで感じる痛みの原因とは
アートメイクでは麻酔を打ってから施術を行うので、施術中に大きな痛みを感じることは少ないでしょう。
しかし、中には
麻酔を打ったのに激痛だった!
という方もいるんです。
麻酔をしたのにもかかわらず痛みを感じてしまう原因は以下の4つが考えられます。
もともと痛みや刺激に敏感な体質
アートメイクによって感じる痛みは、個人差ががあります。
痛みに弱い体質の方は、痛みを感じにくいと言われている眉毛であっても強い痛みを感じる可能性もあるのです。
日頃から頭痛や腹痛、生理痛などを感じやすい方は痛みの耐性が弱く、アートメイクでの痛みも感じやすいでしょう。
また、日頃から眉毛ケアをしている中で激痛を伴うようであれば、痛みに弱い体質だと判断できます。
「自分が痛みに強いのか弱いのかわからない」という方は、麻酔の強さが選べるアートメイクサロンで施術するようにしましょう。
必ずカウンセリング時に麻酔の効果や痛みに関する不安を解消し、信頼できるところでアートメイクをお願いしてくださいね。
肌荒れを起こしている
アートメイクをする当日に肌荒れを起こしていると、通常よりも肌が傷つきやすく、痛みを感じる恐れがあります。
肌が乾燥によって敏感な状態のまま針を入れてしまうと、必要以上に肌負担を掛け、傷ついたところから痛みが出てきます。
ニキビや吹き出物ができた場合は、その部分を避けてアートメイクを入れることができます。しかし、不自然に色が入っていない部分があるとガッカリしますよね。
ニキビや吹き出物など、肌に異常を感じるのであれば、アートメイクを控えた方が良いでしょう。
また、アレルギー体質やアトピー体質の方は、事前にアートメイクサロンで施術可能かどうかを確認しましょう。
相談せず施術後に肌トラブルを起こしても、保証外とみなされ取り合ってもらえない可能性もあります。
当日の体調が優れていない
発熱や気怠さを感じるような日にアートメイクを受けると、いつも以上に痛みを感じやすくなるでしょう。
体調が優れていない状態で麻酔を入れると、さらに体調が悪化する恐れがあります。
ただでさえ施術前は緊張して血圧が脈拍が上がりやすいです。
麻酔も体にとっては異物。体内に異物が入れば体の拒否反応として熱や痛み、めまい、吐き気を催すことも考えられます。
女性の場合は生理中にアートメイクを受けるのも極力避けましょう。
人によって差はありますが、生理前後は身体中がデリケートで、肌荒れや痛みを伴うリスクがあります。
それ以外にも、「前日睡眠があまり取れなかった」「風邪気味で薬を飲んだ」という方も施術を避け、別日に調整しましょう。
麻酔の効果が短い
麻酔の効果が弱く、置く時間が短かったりすると、麻酔が効いていない状態で施術をすることになり痛みが出やすいです。
アートメイクサロンでは、体の部位や体質に合わせられるように、麻酔の効果が弱いものから強いものまで用意しています。
いきなり強い麻酔から打たれることはまずありません。
一番効き目の弱い麻酔で様子を見て、痛みがあれば少しずつレベルを上げていきます。
通常の麻酔を使うと、効き始めるまでに約20分〜30分かかります。
麻酔が回ってきたところで施術を開始しますが、耐性のある人は麻酔の効果が出ていない状態で施術されることになるのです。
施術が始まってすぐ痛みを感じるようであれば、我慢せずにすぐ施術者へ伝えましょう。
アートメイク後の痛みを抑えるには
アートメイク後にスムーズに痛みを抑えるには、ダウンタイム期間中の過ごし方がポイントです。アートメイク後のダウンタイムは、短くて3日、長くて1〜2週間前後の期間を設けられています。
ダウンタイム中は以下のことは避けて生活するように心がけましょう。
- 激しい運動
- 温泉、プール
- 多量の飲酒
- 施術部位への刺激
激しい運動や高温のお風呂に入浴・長風呂することは、血行が促進され、痛みや腫れを助長してしまいます。さらに汗を多くかくと、せっかく入れたアートメイクの色が排出されてしまいます。
過度な飲酒も控えた方が良さそうね。
また、施術を受けた直後の肌は敏感であり、多くの人が出入りする温泉やプールは細菌をもらいやすいため避けるのがベストです。
肌の角質をケアするためのピーリングも避けましょう。
ピーリングは古い角質を除去するので、アートメイクをした部分の肌が傷つき、色味を薄くしてしまう恐れがあります。
ダウンタイム中のケア方法や過ごし方は、事前にアートメイクサロンから言われるはず。きちんと約束を守り、安静にダウンタイムを過ごしましょう。
まとめ
アートメイクの痛みは、
- アイラインやリップは痛みを感じやすく、眉毛は感じにくい
- 皮膚の厚さが薄ければ薄いほど、痛みを感じやすい
- 体質や肌コンディション、体調、麻酔の強さなどに左右される
- ダウンタイム中に汗をかく・皮膚に刺激を与える行為はしない
このような特徴やポイントがあります。
「この日に絶対に入れたい!」と体調が優れないのに無理にアートメイクを入れてしまうと、後から激痛に襲われるかもしれません。
素敵なアートメイクライフを楽しみたいなら、必ず自分の体とアートメイクサロンに相談し、万全な状態で臨みましょう!
コメント