時間をかけてアイメイクをしたのに、いつの間にかパンダ目に…
目の下にアイラインがつかないようにしたい!
せっかく朝に気合を入れてアイメイクをしたのに、昼を過ぎると目周りが真っ黒。
外出先で鏡を見た時パンダ目だったら、ショックと焦りで気分が落ち込みますよね。
実はこれ、目元の水分や油分のバランスやアイラインの引き方などが原因となっているんです。
パンダ目を防ぐには、メイクの土台作りやアイライナー選びに気をつけなければなりません。
そこでここでは、アイラインが目の下につく原因を詳しく解説し、パンダ目にならないアイラインにする方法やパンダ目をキレイに直す対処法まで伝授していきます!
アイメイクが得意ではない方も、この記事を読めばメイクのコツが掴めますよ♪
アイラインが目の下につく原因とは
なぜかいつの間にかアイラインが目の下についてる!
気がつけば目周りが真っ黒になっていること、ありますよね。
目元のメイクは目立つからこそ、崩れを防ぎたいもの。
まずは、なぜアイラインが目の下につくのか、原因をみていきましょう。
- 目元の水分と油分でアイラインが滲む
- 下まぶたのアイラインが濃い
- 摩擦による色移りや色素沈着
目元の水分と油分でアイラインが滲む
アイラインがよれてパンダ目になってしまうのには、目元の水分と油分が大きく関係しています。
目周りは、皮脂の分泌量が多く、涙や顔の汗が溜まりやすい場所。
水や油に弱いアイライナーを使用していると、瞬きで目周りの水分と油分が流れ、簡単にアイラインが落ちてしまいます。
アイラインだけでなく、ファンデーションやマスカラなどの色素も落ち、まつ毛やまぶたの下に付着して、パンダ目となるのです。
また、粘膜に塗ったアイラインもパンダ目の原因となる可能性も。
目元の粘膜には、マイボーム腺が存在します。マイボーム腺とは、目の潤いを保護したり、汚れを洗い流すための油分が出る穴です。
そこにアイラインが描かれていると、アイラインを「目の汚れ」と勘違いし、洗い流そうとしてしまうのです。
アイラインを目のキワギリギリに塗るのであれば、まつ毛が生えているインライン部分に塗るようにしましょう。
下まぶたのアイラインが濃い
「少しでも目を大きくみせたい!」と、下まぶたにガッツリアイラインを引いていませんか?
目の下まぶたは、表情が変わるたびに筋肉と一緒に大きく上下に動きます。
すると、まぶた付いているアイラインの色素が浮いてきたり、小じわに入り込んだりして、ラインがよれてしまうのです。
濃くて太いアイラインはよれる面積が広くなり、パンダ目になりやすいでしょう。
そして、一重さんは特に下まぶたのアイラインが崩れやすいので要注意。
一重さんは上まぶたが厚く、瞬きをした時に上下のまぶたが擦れます。
そのため、アイラインがまぶたに付着しやすく、目周り全体が黒くなる恐れがあるのです。
摩擦による色移りや色素沈着
目を擦ったり、前髪が目周りに触れたりすると、アイラインが色移りしてパンダ目に。
アイメイクの出来栄えを確認するために指で皮膚を引っ張ったり、目が痒くて掻いてしまったり。
私たちは意外と無意識に目周りを触っているのです。
すると、上まぶたと下まぶたの間に強い摩擦が発生し、アイラインが色移りします。
目上ギリギリに前髪を揃えている方は、前髪の毛先がまぶたに触れてパンダ目になることも。
また、目を擦ると摩擦による色素沈着を招いてしまう危険性も考えられます。
色素沈着すると、その部分をカバーするためにどんどんベースメイクやアイラインが濃くなり、悪循環に繋がります。
手で目を触る癖がある方は、意識的に改善しましょう!
パンダ目にならないアイラインにする方法
目の下にアイラインがつかないようにする方法はあるの?
実は、パンダ目を防ぐにはアイラインだけでなく、メイクの土台から注意する必要があります。
ここでは、パンダ目にならないアイラインにする4つの方法をお伝えしていきますね!
- ファンデーションでよれにくい土台を作る
- 仕上げのフェイスパウダーで水分と油分を抑える
- 皮脂に強いスマッジプルーフタイプを使う
- アイラインは目尻にだけに引く
ファンデーションでよれにくい土台を作る
いくらアイライナーを丁寧に塗っても、目周りのファンデーションが厚塗りされていると、メイク崩れを起こしやすくなります。
油分の多いファンデーションは汗や皮脂でよれやすくなるので、目周りは薄付き程度でOK!
最初にファンデーションで目周りのシミやくすみをカバーしてる…
という方は、知らず知らずのうちに目周りを厚塗りしている可能性も。
ここで、基本的なファンデーションの塗り方をご紹介!
よれないベースメイクでパンダ目対策を行いましょう。
●よれないファンデーションの塗り方●
- パール1粒大のファンデを手の甲に出し、指の腹で広げる
- 顔の広い面、頬の内側から外側へ指でササッと馴染ませる
- そのまま小鼻、あご、口周り、まぶたの上、下に馴染ませる
- 半顔を仕上げたら手の甲からファンデを取り、もう片方も同様に
- 全顔終えたら、フェイスラインも馴染ませる
- スポンジで手の甲のファンデを取る
- ファンデを馴染ませた部分をスポンジで軽くたたき込む
- 手のひら全体で顔を包み込むように覆い、プッシュして馴染ませる
仕上げのフェイスパウダーで水分と油分を抑える
パンダ目を防ぐには、目周りの水分と油分を抑える必要があります。
そこで必要なのがフェイスパウダー。
アイラインを引く前に上下まぶたをフェイスパウダーでサラサラな状態にしておくと、余分な水分や油分を抑えてくれます。
まぶた同士の擦れによる色移りや、涙によるメイク崩れを防げるため、この一手間がとても大切なんです!
目元のパウダーは付属のパフよりも、アイシャドウブラシを使った方が目のキワまでつけられるのでオススメ。
最近では皮脂を抑える成分を配合したまぶた専用パウダーも出ています。アイメイクを始める前にまぶた全体に塗るとアイシャドウの発色も良くなりますよ♪
皮脂に強いスマッジプルーフタイプを使う
なぜかウォータープルーフのアイライナーを使っているのにパンダ目になる…
そんな方は、スマッジプルーフタイプのアイライナーがオススメです。
スマッジプルーフとは、皮脂に強い性質のもの。
ウォータープルーフタイプは水に強いのが特徴ですが、皮脂やファンデーションの油分には弱く、夏場はよれやすいです。
スマッジプルーフタイプのアイライナーなら、油分が含まれる汗や涙で濡れても滲みにくいため、オイリー肌でも安心して使えます。
しかも、お湯で洗うと簡単に落とせるので、クレンジングの摩擦による色素沈着からも守ってくれる優れモノ!
中にはウォータープルーフとスマッジプルーフの両方を持つWプルーフタイプもあります。
ウォータープルーフでもパンダ目になる方は、ぜひスマッジプルーフやWプルーフを試してみてくださいね♪
アイラインは目尻にだけに引く
目を囲うようにアイライナーを引くと、いつの間にか真っ黒に!
実は、目の中でも最もメイクが落ちやすいと言われているのが、目頭なんです。
目頭部分には、涙の出口である涙点という穴があります。
涙腺から涙を出し、目の汚れや細菌を洗い流します。その涙は涙点を通り、鼻の中に排出されるという仕組み。
そのため、目頭には涙や目やにで濡れていることが多く、アイライナーが落ちやすいのです。
また、瞬きによって目頭付近のまつ毛が下まぶたに触れることもパンダ目の原因です。
アイラインは目を囲うのではなく、目頭付近を避けて引くのがベスト。
理想は、目の1/3の長さ(黒目の外側〜目尻まで)で引くと、パンダ目にもなりにくく、ナチュラルに目力アップを狙えますよ!
パンダ目をキレイに直す対処法を伝授!
お昼を過ぎると目がパンダ目に…直す方法はある?
出先でふと鏡をみた時、パンダ目になっていたらショックですよね。
でも、パンダ目はメイクを全部落とさなくても簡単に直せるんです!
ポイント的にメイクオフして、キレイな目元を復活させましょう。
●パンダ目をキレイに直す方法●
- 材料
・少量のクレンジングオイルor乳液
・綿棒4本(片目2本ずつ)
・ティッシュ
・リキッドファンデーションorコンシーラー
・フェイスパウダー
- 作り方
- クレンジングオイルor乳液を手の甲に出す
- 綿棒の片面に1をつけ、パンダ目部分に馴染ませてメイクオフする
- メイクオフした部分の油分ををティッシュで抑える
- リキッドファンデorコンシーラーを手の甲に出す
- 綿棒の反対側に4を馴染ませ、オフした部分をカバーする
- 新しい綿棒にフェイスパウダーをつけ、5の上からポンポンと軽くはたく
メイク直し用のクレンジングがついた綿棒も販売されているので、常にメイクポーチに忍ばせておくと便利ですよ!
まとめ
アイラインが目の下につく原因は、主に以下の3つが考えられます。
- 目元の水分と油分でアイラインが滲む
- 下まぶたのアイラインが濃い
- 摩擦による色移りや色素沈着
そして、パンダ目にならないアイラインにする方法は、4つあります。
- ファンデーションでよれにくい土台を作る
- 仕上げのフェイスパウダーで水分と油分を抑える
- 皮脂に強いスマッジプルーフタイプを使う
- アイラインは目尻にだけに引く
また、クレンジングがついた綿棒をメイクポーチに忍ばせておくと、外出先でのパンダ目を直しやすいですよ!
パンダ目の原因を理解し、アイラインが目の下につかないようしっかり対策しましょう♪
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