ベビーパウダーを化粧に使うのは危険って本当?
肌のベタつきを押さえてさらさらにしてくれるベビーパウダー。
ベビーパウダーをメイクの仕上げに使用するという方も多いでしょう。
でもベビーパウダーを使っての化粧は危険!という噂があるのです・・・。
「ベビーパウダーを化粧に使うのは危険って聞いたけど・・・」
「ベビーパウダーって毛穴に詰まりやすいって本当?」
とその噂を聞いて不安に感じている方もいます。
結論から言うとべピーパウダーを化粧で使うことは問題ありません。
ただ使う際には注意点があります。
そこで今回はベビーパウダーでの化粧が危険と言われる理由と注意点について解説していきます。
メイクでベビーパウダーを使いたいけど不安な方はぜひ参考にしてください。
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そもそもベビーパウダーとは
ベビーパウダーとはその名の通り赤ちゃんの肌に塗る粉のこと。
主に赤ちゃんのあせも、かぶれを防ぐために肌に塗ります。
ベビーパウダーの原料はトウモロコシのデンプンであるコーンスターチとタルクと呼ばれる鉱物。
白いさらさらの粉、もしくはプレストされた状態の白い固形状になっています。
基本的に専用のパフか手で塗ります。
なぜベビーパウダーでの化粧が危険と言われるのか
肌をさらさらにしてくれるベビーパウダー。
しかしベビーパウダーを化粧に使うのは危険と噂がありました。
赤ちゃんにも使える粉なのになぜ危険なのでしょうか。
ベビーパウダーでの化粧が危険と言われる理由は次の3つ。
- 原材料が危険
- 毛穴を塞ぐ
- 乾燥を助長する
くわしく見ていきます。
原材料が危険
原材料が危険と言われるとかなり危険な気がしますが、これは昔の話です。
1987年にベビーパウダーの原材料であるタルクからアスベスト(吸い込むと健康被害がある物質)が検出されるという問題がありました。
現在では厚生労働省よりベビーパウダー使用のタルクにはアスベストが検出されないことが義務付けされています。
よって現在は原材料に危険はなく、顔に使用しても問題ありません。
しかしベビーパウダー=危険な原材料というイメージがついてしまっているのでベビーパウダーでの化粧は危険だと思われているのです。
毛穴を塞ぐ
ベビーパウダーを化粧に使うと毛穴トラブルを引き起こす可能性があると言われています。
これはベビーパウダーの細かい粒子が毛穴に入り込むイメージが強いからでしょう。
ですが、これはベビーパウダーの塗り方や塗るタイミング、落とし方によるものが原因と考えられています。
実際ベビーパウダーを販売しているメーカーも毛穴に詰まらない大きさの粒子にしていると回答しています。
これもただの噂と言えるでしょう。
ベビーパウダーといえどきちんと落とすことが大切です。
乾燥を助長する
ベビーパウダーは皮脂や汗を吸収してさらさらにしてくれます。
しかし乾燥肌の方はベビーパウダーを使用すると肌に必要な皮脂や水分までも吸収されてしまうため、乾燥がひどくなると言われています。
皮脂やベタつきが気になる方でもベビーパウダーを大量に塗ってしまうと顔がパリパリになるなんてことも。
ベビーパウダーを化粧に使う場合は適度な量を守れば問題ありません。
ベビーパウダーを化粧に使う際の注意点
ベビーパウダーは使用方法さえ間違わなければ危険ではありません。
ここからはベビーパウダーを化粧に使う際の注意点を紹介します。
ベビーパウダーを化粧に使う際の注意点は次の4つ。
- 塗る量
- 塗る方法
- 塗るタイミング
- 塗る部分
くわしく見ていきます。
塗る量
ベビーパウダーを化粧に使う際は、付けすぎないことが大切です。
粉状のベビーパウダーはたくさんパフにつけてしまうと飛び散りやすくなります。
ベビーパウダーが飛び散るとムセたり、そこら中がベビーパウダーだらけになってしまうなんてことも。
化粧で使うなら固形のベビーパウダーがおすすめ。
固形なので飛び散る心配もないし少量をパフにつけられるので白浮きする心配もありません。
ベビーパウダーは少しの量を調整しながら塗るようにしましょう。
塗る方法
ベビーパウダーを化粧で使う際、肌に塗るにはパフを使う方が多いでしょう。
ベビーパウダーと一緒にパフが入っているものもあります。
しかしパフを使ってベビーパウダーを取るとたくさんの量をパフに取ってしまいます。
そこでおすすめしたいのがフェイスブラシです。
ベビーパウダーをフェイスブラシでさっと取り、ベタつきの気になる部分に塗ります。
ブラシで塗ることでふんわりとした軽い仕上がりになります。
パフやブラシでベビーパウダーを塗る際は肌を滑らせるように塗るのではなく上からポンポンと抑えるようにしましょう。
少量でも十分さらさらになりますよ。
塗るタイミング
ベビーパウダーを化粧に使いたいけど、どのタイミングで使ったらいいかわからない。
という方もいるでしょう。
ベビーパウダーを塗るタイミングはご自身の使用するメイクアイテムによります。
- ノーファンデション派・・・日焼け止め→ベビーパウダー
- リキッドファンデーション派・・・下地→リキッドファンデーション→ベビーパウダー
- パウダーファンデーション派・・・下地→ベビーパウダー→パウダーファンデーション
ベビーパウダーは色がついていないので化粧の邪魔をしません。
化粧直しの際にもベビーパウダーを使うと厚塗り感が出ず肌をキレイに見せてくれますよ。
塗る部分
ベビーパウダーを化粧に使う場合、塗る場所もポイント。
ベビーパウダーを塗る場所は皮脂の多い場所、ベタつきが気になる場所に塗りましょう。
皮脂の少ない場所にベビーパウダーを塗ってしまうと乾燥してしまい粉浮きすることがあります。
皮脂の多い場所はほとんどの方がおでこと鼻のいわゆるTゾーンです。
頬がテカリやすい方もいるので、自分の皮脂が出やすいなと思うところにベビーパウダーを塗りましょう。
化粧直しの際はティッシュで優しく皮脂を吸い取ってからベビーパウダーを塗るとキレイに肌に馴染みます。
まとめ
- ベビーパウダーを化粧に使う際は使い方さえ守れば危険ではない
- ベビーパウダーを化粧に使うなら分量、タイミング、部分を注意する
ベビーパウダーは薬局でも気軽に購入でき、肌色を問わないので使いやすいアイテムです。
赤ちゃんも使用できるほど優しいから大丈夫と1日に何回も重ね塗りしたりせず、きちんとクレンジング、洗顔で落とすことを心掛けましょう。
いくら肌に優しい成分でも使い方を誤ると思わぬ肌トラブルを起こすことに。
適度な量を守って使えば、さらさらでキレイな肌が手に入るでしょう。
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