唇が薄くて小さいのがコンプレックス。
もっと魅力的な唇にしたい!
でも、整形するのはちょっと…
女性にとって厚みのある大きな唇は、魅力的で憧れるもの。
最近では美容医療が発達し、リップアートメイクやヒアルロン酸注入などで気軽に理想の唇を手に入れることができます。
しかし、中には「痛いのが苦手」「失敗したらどうしよう」と不安に感じ、なかなか手を出せない方もいるでしょう。
今回は、そんな女性のお悩みを解決するべく、整形なしで厚くて大きな唇にする5つのメイクテクニックを詳しく解説していきます!
唇のぷっくり感を演出するためにリッププランパーを仕込んだり、奥行きを出すためにハイライトやシェーディングを使ったり…ポイントを抑えれば、誰でも厚みのある唇が手に入るんです。
また、理想のリップメイクを叶えるために、唇の黄金バランスについても合わせてご紹介します。
ぜひメイク時の参考にしてくださいね♪
唇の平均的な厚みや大きさはどのくらい?
そもそも、自分の唇が大きいか厚いのかわからない!
周りの女性の唇が何cmあるかなんて、気軽に聞けないですよね。
平均値がわからなければ、自分の唇の大きい・小さいや、分厚い・薄いの判断ができません。
ここではまず、女性の平均的な厚みや大きさについて解説していきます!
女性の平均的な唇の大きさは?
唇が大きい・小さいと判断する基準がどこにあるのか気になりますよね。
実は、日本人女性の平均的な唇サイズ数値が発表されているんです。
この平均値を上回っていれば唇が大きい、下回っていれば小さいと判断することができますよ。
- 18~34歳女性の唇の横幅:平均4.35cm
- 60~84歳女性の唇の横幅:平均4.61cm
唇の横幅は、年齢と共に大きくなる傾向にあります。
これは、老化によって表情筋の1つである口輪筋がたるみ、唇が斜め下に引っ張られてしまうことが原因と考えられます。
女性の平均的な唇の厚さは?
唇の厚みは、縦幅の大きさで表すことができます。
- 18~34歳女性の唇全体の縦幅:平均1.9cm
- 60~84歳女性の唇全体の縦幅:平均1.39cm
横幅は年齢と共に数値が大きくなりましたが、横幅は反対に小さくなります。
原因は、先ほど同様筋肉のたるみで唇が引っ張られ、唇の厚みが減少します。
加えて皮膚に蓄えられている保湿成分が低下し、唇のハリがなくなってしまうことも考えられます。
数値を見ても、老化による影響は横幅より縦幅の方が受けやすいことがわかりますね。
つまり、ある程度の大きさと厚みがある唇は若々しい印象をもたらしてくれるのです。
唇の黄金バランスとは
人は約0.4秒というわずかな時間で、相手の顔を魅力的かどうかを判断すると言われています。
その判断基準であるのが、各パーツの黄金バランスです。
一瞬で「美しい」と判断させる唇は、このような黄金バランスを持っています。
- 唇の横幅が縦幅の約3倍
- 下唇の縦幅が上唇の縦幅の約1.6倍
- 黒目の内側に唇の横端がある
1つずつ見ていきましょう。
唇の横幅が縦幅の約3倍
女性の唇は、横幅が縦幅の約3倍だと黄金バランスであると言われています。
つまり、「縦幅:横幅=1:3」の比率に近ければ近いほど、パッと見た瞬間に魅力的な唇だと思われるのです。
具体的な数字でいうと、縦幅が18~34歳女性の平均値である1.9cmである場合、横幅は5.7cmが理想的です。
唇は、横幅が長ければ長いほど良い、縦幅が大きいほど美しいというわけではありません。
顔全体のパーツとのバランスを見ながら、自分の唇の黄金比を見つけてみましょう!
下唇の縦幅が上唇の縦幅の約1.6倍
上唇と下唇の縦幅のバランスも、唇全体の美しさを決定づけるには重要なポイントです。
一般的に上唇と下唇の縦幅のバランスは、「上唇:下唇=1:1.6」の比率が好ましいとされています。
因みに、女性の上唇の平均値は0.9cm、下唇は1cmです。この上唇の数値を黄金バランスに当てはめると、「上唇:下唇=0.9cm:1.44cm」となります。
黄金バランスを元にリップメイクをするのであれば、少しオーバーサイズに口紅を塗ることで、優しさと優雅さを兼ね備えた魅力的な唇になれますよ。
黒目の内側に唇の横端がある
唇は顔全体のバランスを整える重要なパーツです。
他の顔パーツとのバランスが、顔全体の若々しさを左右します。
中でも、唇の横幅が黒目の内側になっていると顔全体のバランスが良く、美しいと言われています。つまり、唇の両端が、両方の黒目の間に収まっている状態です。
また、黒目と唇の中心を結んだ時にできる三角形が、キレイな二等辺三角形に近いほど、大人な美人顔であるとされています。
反対に、正三角形に近いのであれば、あどけなさのある可愛い印象になります。
自分のなりたい雰囲気や与えたい印象に合わせて、リップメイクをしてみてくださいね♪
厚くて大きな唇にする5つのメイクテクニック
女性らしさをアピールできるぷっくりとしたリップメイク。
しかし、ただ単純にリップを塗るわけではありません。
魅力的な唇を作るには、以下のような手の込んだテクニックが必要なのです。
- リッププランパーでぷっくり感を仕込む
- オーバー気味に輪郭を描く
- リップライナーに近い色のリップを塗る
- 唇の凹凸を強調させる
- グロスで唇のぷっくり感を出す
詳しく解説しますので、是非試してみてくださいね!
リッププランパーでぷっくり感を仕込む
メイク前に下地を仕込んで、唇の皮膚にたっぷり潤いを含ませれば、内側からハリが出て厚みを強調できます。
唇専用の下地や保湿力の高いリップクリームを使うのも良いですが、より効果的なのはリッププランパーというアイテム。
リッププランパーとは、唇をボリュームアップしてくれる唇専用美容液&下地です。
リッププランパーには、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンが含まれています。
血行促進効果で唇をふっくらさせてくれるだけでなく、血色感もアップして、健康的な唇に見せてくれますよ。
ヒアルロン酸などの保湿成分を配合しているものが多いので、メイク前に塗ると縦じわ予防にもなるんです♪
唇のぷっくりとした厚みを演出したい女性にぴったりのアイテムですよ。
オーバー気味に輪郭を描く
唇を大きく立体的に見せるために、リップペンシルなどのリップライナーで唇の輪郭を縁取ります。
元々の輪郭よりオーバー気味に縁取ることで、唇をより大きく見せることができますよ。
先ほどご紹介した唇の黄金バランスを参考に、横幅や縦幅を調節してくださいね。
また、ここでのポイントは下唇の中央部分の輪郭をできるだけ平行に縁取ること。
唇の下に影があるように見えるため、下唇のぷっくり感がアップします。
上唇の山部分もオーバーに描くことで、ボリューミーな肉厚感がアップしますよ。
リップライナーに近い色のリップを塗る
先ほど縁取りをした唇の輪郭内に、リップを塗っていきます。
リップライナーと近いカラーのリップを使うと、輪郭部分と自然に馴染みますよ。
また、リップを直接唇に塗るのではなく、リップブラシを使用しましょう。
細かいしわの間まで塗れるので、直接塗るより色ムラを抑えられます。
そして、輪郭からはみ出しにくいため、やり直しをしてリップがよれることもありません。
マットリップは乾燥しやすく、ふっくらとした質感を作りにくいため、ツヤ感のあるリップがオススメ!
唇の凹凸を強調させる
唇の凹凸部分にハイライトやシェーディングを入れて、立体感を引き立てます。
上唇は下唇よりも平面的な形をしているので、上唇の山部分になぞるようにハイライトを仕込むことで、光が入ってぷっくり感がアップ。
下唇は先ほどリップライナーで平行に縁取った輪郭部分の下に、シェーディングを入れて影を強調させます。奥行きが出て、下唇の厚みがあるように見えますよ。
プラスワンポイントで、口角部分をコンシーラーで縁取るように塗れば、くすみが晴れて下唇のボリューム感をさらにアップ!
グロスで唇のぷっくり感を出す
最後に下唇の中央部分に楕円形にグロスを塗れば、ぷっくり唇に欠かせない光の帯が出来ます。
全体にべっとり載せてしまうと、せっかくの立体感が台無しになるので要注意!
ふんわりと柔らかさのある唇に見せるため、グロスはポイント使いをしましょう。
まとめ
整形なしで厚くて大きな唇にする5つのメイクテクニックは、
- リッププランパーでぷっくり感を仕込む
- オーバー気味に輪郭を描く
- リップライナーに近い色のリップを塗る
- 唇の凹凸を強調させる
- グロスで唇のぷっくり感を出す
しかし、ただ厚く大きくリップメイクをすれば良いというわけではありません。
唇には以下のような黄金バランスがあり、顔の他のパーツとの兼ね合いを見て、調整することがベストです。
- 唇の横幅が縦幅の約3倍
- 下唇の縦幅が上唇の縦幅の約1.6倍
- 黒目の内側に唇の横端がある
ぜひあなたにぴったりな唇の黄金比で、魅力的な唇にしてみてくださいね♪
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