マツエク(まつげエクステ)をやめたいと考える理由は人それぞれ。
この「やめたい」と思った時こそ、まさにやめ時かもしれません。
それは第一に、ダメージが気になる人はこれ以上続けることが得策とは言えません。
それに最近のまつげメイクは「軽やか」「抜け感」がトレンドであることも理由の一つ。
それに何よりも、マツエクにはさまざまな危険性も指摘されていることはご存知でしょうか。
今回は「マツエクの危険性」について解説するとともに、やめ時でもやめられないお悩みから考察して「マツエクをやめた後のおすすめメイク」までをご紹介♪
- マツエクをやめたい
- でも正直迷っている
- マツエクをやめたらその後が不安💧
もちろんマツエクにもメリットがあり、毎朝のメイクの時短や目元の華やかさはこの上ない魅力です。
続けるもやめるもケースバイケースですので、この記事やアイリストの意見を参考にして、あなたにぴったりのアイメイクを選びとって下さいね。
マツエクをやめたい、そんな時がやめ時かも?
マツエクを卒業したいと思う理由はさまざま考えられますが、多くの人は、
- 自まつげが寂しくなってきた
- メンテナンスが面倒
- もっとナチュラルに仕上げたい
- ご予算的にキツい
このようなお悩みがあるのではないでしょうか。
マツエクをやめようかな、そう思われた方はやめ時のタイミングかもしれません。
なぜかというと、まず第一にまつげの傷みが気になっている人は、これ以上続けているといいコトがありません!
いくらエクステでカバーできるといっても、自まつげが乏しくなっているということは、長期的にみてまつ毛の健康が損なわれてしまうかもしれません。
それに、そもそも自まつげが少ないとエクステがキレイに決まりませんよね。
マツエクはメンテナンスしないと仕上がりが不自然になったりするので、まめにサロンに通うのが面倒、ということもあります。
私はまつげをもっとナチュラルにしたいかな…
一時期のマツエク全盛期と比べて、最近は「抜け感メイク」がトレンドですからね。
これらのお悩みを持つ方は、マツエクをやめてみるちょうどいいタイミング。
メンテナンス不要のまつげパーマ、ナチュラル仕上げのつけまつげなども見直してみてはいかがでしょうか。
それから、実はマツエクにはさまざまな危険性も指摘されているんです。
次からは本題の「マツエクの危険性」について解説します。
マツエクの怖すぎる危険性
マツエクについては過去にさまざまなトラブルが報告されてきました。
主な原因は「グルー(接着剤)」「技術力不足」「マツエクの重み」によるものです。
- 自まつげへのダメージ
- アレルギー・炎症
- 眼瞼下垂
- 結膜炎
それぞれの内容について順番に見ていきましょう。
自まつげへのダメージ
マツエクの1つ目の危険性は「自まつげへのダメージ」です。
これは主に施術の際に使われる「グルー(接着剤)」が原因となっています。
マツエクでは施術の際、自まつげに人工毛を付けていきますよね。
その時に使うグルーは、実はサロンによってさまざま。
品質の悪いグルーを使っていると、まつげは徐々にダメージを負っていきます。
一説には「外から接着するだけだから、パーマ液のようなダメージがない」などと言われていますが、多かれ少なかれダメージはあります!
「美的.com」では、医師が次のように警告しています。
つけまつげやまつげエクステンションも、まつげに必要以上の重みがかかるほか、質の悪いグルーもあるので注意が必要です。マネキンなどにも使われる、早く乾いて大量のまつげをつけられるグルーは、施術する側にとっては都合がよいのですが、まつげにとっては都合が悪く、大事なまつげがごっそり抜け落ちたり、ハゲたりすることもあるのです。(美的.com)
ごっそり抜けるというのは尋常ではありませんね!
「まつげハゲ」になるのだけは何としても避けたいところです。
アレルギー・炎症
2つ目の危険性は「アレルギー・炎症」です。
こちらも1つ目と同じくグルーが主な原因。
そしてアイリスト(施術者)の技術力不足も大きく関わってきます。
- 目が痛い
- 目が充血した
- まぶたが腫れた
- かぶれた
- 目がかゆい etc.
これらはアイリストの技術力が十分でなく、施術中からしみてしまった、まぶたにグルーが触れていた、などの要因も挙げられます。
そして一人一人の体質にもよるため、例えば「Aさんは何もトラブルが起きなかったけれどBさんはアレルギーになった」ということも。
フタを開けてみないと分からない、なんてコワいですよね。
もっと怖いのは、「今まで大丈夫だったけど、急にトラブルになった!」という例。
ガダルカナル・タカさんの奥様でもあるタレントの橋本志穂さんは、エクステで顔全体が腫れてしまったことをブログで明かしています。
目元はとてもデリケート。
感染症にもなりやすい部位と言われていますから、体調が良くない時や免疫力が落ちている時はトラブルが出やすいのです。
眼瞼下垂
マツエクの3つ目のリスクは「眼瞼下垂(がんけんかすい)」です。
上まぶたが、通常より垂れ下がってしまっている状態のこと。目を開いても視野が狭くなったり、眼精疲労を引き起こしたりします。見た目の印象も気になるところ。加齢による発症が主で、先天性のものも。
この眼瞼下垂、もともとは高齢の方に多かったのですが、最近になってなんと若い女性に増えてきているのです!
「美的.com」の記事では、医師による見解が示されています。
まつエクやつけまつげは、重くて上まぶたに負担がかかるため、眼瞼下垂が生じるのではないかとも言われています。二重のりも毎日していると、皮膚が伸びてきて眼瞼下垂の原因になったりもするので、むしろ(手術で)二重にした方がいいように思います。(美的.com)
マツエク・つけまつげ・そして二重のりもまぶたに負担を与えるということですね。
症状が出てしまって手術、なんてことになると大変!そうなる前にまぶたをいたわってあげたいものです。
結膜炎
4つ目にご紹介するリスクは「結膜炎」です。
こちらは2つ目にご紹介した炎症の1つではありますが、結膜炎になってしまう人が比較的多くみられるため取り上げました。
これは独立行政法人「国民生活センター」に寄せられた事例の1つです。
1週間前に無料情報誌を見てまつ毛エクステの施術を受けた。施術の翌日に目が腫れたため医師の診察を受けると、「エクステに使用した接着剤が原因でのアレルギー性結膜炎」と診断された。医師の治療により症状は改善している。(国民生活センター)
そのほか、マツエクを始めて数年経ってから「ものもらい」や「結膜炎」などトラブルが発生し始めたという意見も見られました。
一度でもトラブルに遭ったらそれは「やめ時」かもしれません。
マツエクは「やめたい」けど「やめられない」?
マツエクを卒業しようかな?と考えてもなかなか踏み切れない人もいます。
「やめたい」けど「やめられない」理由について探ってみます。
朝のメイクが手間
マツエクのメリットは、アイメイクが既に出来上がっていること。
ビューラーとマスカラを省略できるとなると、かなりの時短が実現します。
時短どころか仕上がりだって段違い!
マツエクをやめてしまうと、毎朝のビューラーとマスカラが復活することに…。
とてもじゃないけどやめられない、ということになってしまいます。
すっぴんが地味
マツエクではアイメイクが既に出来上がっているためすっぴんでも目力UP。
温泉スパやお泊まりなど、いつでも目元にメリハリをつけることができます。
ところがマツエクをやめるとすっぴんが急に地味に…。
人に見られるのも気になりますし、自分で鏡を見た時も気持ちが下がってしまいます。
自まつげメイクに戻れない
自まつげが短い・少ない・ビューラーが効きにくいなど、自まつげでは上手くメイクができない人もいますよね。
そうなるとマツエクからのギャップが大きくなってしまうため、やめるには勇気がいる、ということになってしまうでしょう。
それから自まつげにマスカラだと汗をかいたときにメイクが崩れてしまうから、できるだけマスカラを使わずエクステで、といった事情もあるようです。
マツエクをやめた後のおすすめメイク
ここまで見てきましたように、マツエクは毎日の手間がかからない上、自まつげでは得られない華やかさを得ることができます。
なかなかやめられない、という事情もよく分かります。
ですが、ご安心下さい。
マツエクの代わりにおすすめできるメイクがちゃんとあります。
それは「まつ育+自まつ毛メイク」と「つけまつげ」それから「パリジェンヌラッシュリフト」。
順番に解説しますね。
「まつ育」して自まつげメイク
「まつ育」とは、まつげ美容液でまつげの健康を取り戻すこと。
マツエクを続けていた人は、自まつげに元気がなくなっている人がほとんど。
一旦はまつ育でまつげを元気にしてあげることを、強くオススメします。
まつげ美容液にはマツエク中から使えるものが多数あります。
マツエクサロンでは施術と同時に美容液を提案することもあるほど。
元気な自まつげが沢山生えるようになったら、自まつげでのナチュラルメイクに切り替えていきましょう。
最近はマスカラも高機能なものが多く、マスカラ選びと丁寧なメイク次第では、短めのまつげをより長く見せることも十分可能です。
そもそも最近は「軽やか」「抜け感」がトレンドなのでむしろ新鮮!
マスカラにこだわって、目力UPを目指してみては。
でも自まつ毛は短いからヤダ!ビューラーも効かないし💢
確かに自まつげには個人差があり、もともと長い人もいれば短い人、少なめな人も。
方向が下向きに生えていて、逆さまつげ気味、という人もいますよね。
実は、まつげ美容液ではまつげを「健康に」「元気に」することはできますが、明らかに「長く伸ばす」ことはできません。
なぜかというと、まつげ美容液は「化粧品」の扱いであり、まつげを「伸ばす」ほどの力は持っていないためです。
※医薬品にはまつげを長く伸ばすものがあり、これは医師の処方で入手できます。
もともと短い人が、美容液でまつげを長くするのは限界があるってことね…
まつげ美容液やマスカラではどうしても物足りない、という人は次にご紹介するつけまつげを検討してみて下さい。
つけまつげをON!
自まつげがどうしても物足りない、マスカラではムリ!という方はつけまつげをON。
つけまつげはマツエクと違って、朝のメイク手間がかかる、すっぴんが地味になるというデメリットがあることは事実です。
ですがつけまつげを付けることで、マスカラよりも確実にゴージャスに仕上げることができます!
トレンドに合わせてつけまつげをカットしたりハーフタイプを使ったりして、目尻から部分的に付けるのがオススメです。
その方がナチュラルな仕上がりになりますし、まぶたへの負担を減らすことができます。
つけまつげでナチュラルに仕上げる方法を分かりやすく解説している動画がありますので、引用して載せておきますね。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=mP_skRapMWs&w=704&h=396]
取り外す際は、くれぐれも無理に引っ張らないようにご注意を。
必ずノリをふやかしてから優しく外すようにしましょう。
パリジェンヌラッシュリフト
私は自まつ毛がそれなりに生えているけど、マツエク以外でおすすめは?
そんな方にご紹介したいのが、パリジェンヌラッシュリフト。
新時代のまつげパーマです。
従来のまつげパーマが毛先にカールをつけていくのに対して、このパリジェンヌラッシュリフトは根元から立ち上げていくのが特徴。
目に光が入りやすくなって瞳のキラキラUP間違いなし。
パーマ液も従来と異なり、化粧品登録された特殊なセッティング剤を使用。
その上施術は根元だけなので、毛先が傷みにくいのもおすすめポイントです。
マツエクとパリジェンヌのご予算とサロンに行く頻度を比べてみました。
マツエク | パリジェンヌ | |
ご予算 | 5,000円前後が目安 +リペア代 |
6,600円前後が目安 |
サロンに行く頻度 | 3週間ごとにリペア 3ヶ月で付け替え |
1ヶ月〜1ヶ月半ごと |
ご予算の方は、残念ながらパリジェンヌの方がやや高めかもしれません。
ですがマツエクはリペアでまめにサロンに通わなければならないので、その意味ではパリジェンヌの方が楽と言えるでしょう。
- 朝のメイクの手間なし
- すっぴんにも自信!
- 自まつ毛なのでナチュラル
このようにメリットが大きいため、マツエクからの乗り換えにはイチオシ。
ただし自まつ毛やまぶたの状態によってはおすすめできないケースもありますので、まずはサロンでカウンセリングしてみて下さいね。
まとめ
今回は「マツエクの危険性」から、やめるにやめられない悩みをふまえての「マツエクをやめた後のおすすめメイク」までご紹介してきました。
改めて要点をまとめておきます。
- 自まつげへのダメージ
- アレルギー・炎症
- 眼瞼下垂
- 結膜炎
- まつ育+自まつ毛メイク
- つけまつげ
- パリジェンヌラッシュリフト
マツエクを続けていたら自まつげが少なくなった…という声はとても多い印象です。
それだけでなく何かしらアイメイクをしていればまつげやまぶたにそれなりの負担がかかることは避けられません。
今後はまつげ美容液での「まつ育」が欠かせないものになってくるかもしれませんね。
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